2022年以降の住宅ローン減税はどうなる?
来年(2022年)以降の住宅ローン減税についての施策が発表されました。
そもそも住宅ローン減税は期間の定めのある特例的別な減税措置です。
その締切が2025年まで延長されるというのが決まりました。
控除率は?
控除率はローン残高の0.7%になります。
2021年まではローン残高の1%だったため、0.3%控除率は少なくなるということです。
この差は結構大きく、仮にローン残高3000万円だった年の控除額は、2021年までだと30万円、2022年以降は21万円となります。
控除期間は?
控除期間は中古、新築の違い、2022年~2025年の間で年ごとに違ってきます。
中古戸建ての場合は、全期間を通して10年となっています。
新築の場合は、認定住宅の場合は13年です。
認定住宅以外の新築に関しては居住年ごとに期間が変わります。
居住年が2022~2023年の場合は13年。
居住年が2024~2025年の場合は10年となります。
ローン限度額は?
中古住宅で認定住宅の場合は限度額が3000万円、それ以外は2000万円となります。
新築の場合は、居住年が2022~2023年の場合、認定住宅は4000~5000万円、それ以外は3000万円です。
居住年が2024~2025年の場合、認定住宅は3000~4500万円、それ以外は2000万円となります。
まとめ
住宅ローン減税は2025年まで延長されることになりましたが、控除率が引き下げられたこと、控除期間や限度額は、家の性能や居住年、中古か新築かで変わってくるということになります。
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