在留外国人でも住宅ローンを利用してお家を購入できるか?
日本国内の在留外国人は、約290万人ほどいらっしゃるそうです(2020年調べ)。
長くお住まいになられている方も多く、お家を購入したいという方のご相談もよく頂きます。
さて、今回の記事のテーマ「外国人でも住宅ローンは組める?」の結論から先に言うと、
外国人でも住宅ローンを利用してお家を購入することは出来ます。
ただし、一定の条件はあります。
永住権(特別永住権含む)が必要
外国人の方が住宅ローンを利用してお家を購入するには、「永住権」が必要です。
例えば、フラット35では明確にその規定が定められています。
【フラット35の規定(抜粋)】
1、「出入国管理及び難民認定法」(昭和26年政令第319号)第22条第2項または第22条の2第4項の規定により永住許可を受けている人
2、「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」(平成3年法律第71号)第3条、第4条または第5条の規定による特別永住者
フラット35以外の一般の銀行でも概ね同じような規定があります。
もちろん、金融機関によって多少の違いがあるので、その都度確認は必要ですが。
永住権があれば、原則日本人と同じ審査基準でローンの審査をしてもらえます。
外国人が住宅ローンを利用する時のポイント
永住権があれば、原則普通に住宅ローンの審査をしてもらえますが、金融機関からよく質問(確認)されることがあるので、参考にしてもらえればと思います。
それは「なぜお家を購入するのか?」
という質問です。
金融機関としては、大きなお金を融資するので、ちゃんと返済(完済)してもらうことが最優先に考えることになります。
外国人の方が、万が一返済途中で母国へ帰国してしまい、返済が滞ってしまうリスクを回避したいのですね。
とはいえ、何も特別な理由が必要というわけではありません。
日本国内でお家を購入する理由をちゃんと説明できれば良いわけで、例えば「日本人の配偶者がいてこれからずっとこちらで生活したいから」とか、「国内の会社に勤務していて定年まで勤めるつもりだから」など、一般的な理由で大丈夫です。
まとめ
外国人でも住宅ローンは組める?という内容を解説しました。
永住権があれば原則日本人と同じように審査してもらえます。
外国人の方で住宅ローンを利用してお家を購入したい方は、一度ご相談にご来店下さい!
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